反則無視(見え方と見極め方)
反則無視。
この言葉は聞き慣れない人も多いかと思います。
脳外科では「反則無視」眼科では「半盲」と言われました。
この症状は脳卒中を起こしたした人が多く見られます。
私の場合は、右脳を出血して、出産中ってのあり、出血量が多く100cc出血しました。
そのせいで、左側に脳が少し寄り、右側にも少し麻痺が残りました。
主に出血したのが右脳なので、両目とも左側が見えません。
本当は見えてるんですが、脳が認識してくれず、見えてません。
出血の程度と出血する場所によって見える角度が人それぞれです。
私はきれいに、左側だけ見えてないです。
外でたら注意して右側で左側の部分を見るようにしてますが、家の中だとよく左にある障害物にぶつかります。
冷蔵庫に左に頭をぶつけたり、ドアの淵にぶつけたりします。
この反則無視は認識しない方が多いのが現状です。
本人は見えてると思い込み、見えてない方に寄って行き人にぶつかったりします。
は食事中だと、左側・右側の物を見落としたりします。
ほとんどが脳卒中って年配の方が多いのもあるからです。
私はまだ若い方なので、病気発症時にリハビリの時にすごく注意を受けたおかげで自分で見えてないことを認識できました。
脳脳出血を起こした方で自分じゃそんなん分からないよ!って方は、周りの力を借りて確認した方が良いかと思います。
周りの人もあれ?って思ったら確認することですね。
確認方法は、簡単です。
まずは、パンを本人の目の前(中心)に出して、左右にゆっくり動かすだけです。
見えなくなったところで教えてた本人に伝えて、ゆっくり動かして下さい。
正常に見えてる方だと、90°見えるはずです。
見えなくなったところで教えてもらい、その角度を目で見た角度でいいので測って下さい。
それでこの方はどっち側がここまで、もう片方側はここまでとおよその角度が分かります。
これは周りの人と接触を防ぐためと、もし、病気された方が1人で外出する時に事故に遭わないためにも確認した方がいいと思います。
それでも、不安・不満な方は脳外科と眼科を一回行くことをオススメします。